痛みを最小限に抑える熟練の技術

カウンセリング時によく質問されるのが治療中の痛みです。
歯を削るときはしっかり麻酔をかけて治療しますので痛みの心配はほとんどありませんが、麻酔注射の針を刺したり、薬を注入する時に痛みや違和感があり、それを嫌がる人もいらっしゃいます。

当院では安心して治療が受けられるように、痛みを最小限に抑える取り組みを行っています。
麻酔注射の打ち方から麻酔前のお声がけまで、長年の経験で培った熟練のテクニックで痛みを最小限に抑える対策に取り組んでいます。

痛みを最小限に抑える取り組み

●表面麻酔
表面麻酔は針を打つ前に使うジェルタイプの麻酔薬です。針を刺す部位に表面麻酔を塗り、しばらく待つと痺れてきます。感覚もなくなるので針を刺した時の「チクッ」とした痛みをほとんど感じません。
●電動麻酔器
コンピュータ制御の注射器で、一定の速度や圧力で薬を注入できるので痛みや違和感を抑えることができます。当院でも電動麻酔器を導入していますので、痛みや苦痛がほとんどありません。
●ソフト面での取り組み
患者さんが緊張していると身体に力が入って小さな痛みも強く感じます。麻酔をする前に軽い会話を交わして緊張をほぐします。リラックスしてから頬を引っ張りながら麻酔注射をすると、意識が反れて痛みが感じにくくなります。

診療中も患者さんの動きをよく観察して痛みを察知

診療中に患者さんの手足がピクっと動いたり、こぶしを握ったりする時は、多かれ少なかれ痛みや異常を感じている時です。
診察中は常に患者さんの様子を気にかけ、小さな動きを見逃さないように心がけています。もし手足が動いていたら、「痛かったですか?」「もう少しですけど頑張れますか?」とお声がけをして、適切な対応を取ります。
患者さんを最優先に考えていますので、痛みや異常を感じた時は遠慮せずにお伝えください。

診療中も患者さんの動きをよく観察して痛みを察知

バイトブロックで治療中の苦痛を緩和します バイトブロックで治療中の苦痛を緩和します

治療中、長時間お口を開けていると顎や肩に力が入って疲れてしまいます。当院では長時間の治療に耐えられるようバイトブロックを使用しています。

バイトブロックとは、お口を開けた状態に保ってくれるストッパーです。治療中にお口の中に入れて噛んでいると、顎に力を入れずに楽に口を開くことができます。特に治療時間が長い根管治療においては必ずバイトブロックを使用いたします。

バイトブロック

痛みの出る理由も丁寧に説明することで安心できます

治療中の様子を撮影した動画をお見せしながら 患部の状態や処置内容を説明します。

治療後に痛みを訴える方がいますが、痛みが出る理由が必ずあります。それを知っているといないとでは痛みの感じ方が大きく違います。当院では治療後の痛みにも配慮し、痛みの出る理由をきちんと伝えてからお帰り頂きます。
治療中の様子を動画で撮影していますので、それをお見せしながら患部の状態や処置内容を説明します。痛みが出る理由をきちんと説明することで、痛みに対する心構えができ、余計な不安も解消されるので苦痛が軽減されます。