ホワイトニングとは

ホワイトニング剤を塗布することで、歯の表面の黄ばみ色素を分解して歯を漂白していきます。
歯科医院で行うオフィスホワイトニングと、家で行うホームホワイトニング、オフィスとホームを両方行うデュアルホワイトニングなどの方法があります。

 

●ホームホワイトニング
患者さん専用のマウスピースを製作し、患者さん自身がマウスピースの中にホワイトニングジェルを入れて、家で毎日一定時間装着して漂白する方法です。
●オフィスホワイトニング
歯科医院にて漂白を行う方法です。歯の表面に高濃度の薬液を塗布し、光を照射することにより、歯の着色成分を変化させることで黄ばみを改善する方法です。

オフィスホワイトニングのステップ

カウンセリングお口の中の検査・治療をします。どの程度白くするか治療計画を立てます。PMTCホワイトニングジェルが歯によく浸透するよう歯面清掃を行います。オフィスホワイトニング1.ホワイトニングジェルを歯面に塗布し、レーザーや光を照射して活性化させます。2.ホワイトニングジェルを除去します。3.フッ化物配合の研磨剤で歯を洗浄します。※効果を確認しながら1~2回繰り返します。4.フッ素を塗布して歯をコーティングし、知覚過敏を予防し、歯の石灰化を促します。メンテナンス歯の白さを継続できるようにメンテナンスします。 カウンセリングお口の中の検査・治療をします。どの程度白くするか治療計画を立てます。PMTCホワイトニングジェルが歯によく浸透するよう歯面清掃を行います。オフィスホワイトニング1.ホワイトニングジェルを歯面に塗布し、レーザーや光を照射して活性化させます。2.ホワイトニングジェルを除去します。3.フッ化物配合の研磨剤で歯を洗浄します。※効果を確認しながら1~2回繰り返します。4.フッ素を塗布して歯をコーティングし、知覚過敏を予防し、歯の石灰化を促します。メンテナンス歯の白さを継続できるようにメンテナンスします。

ホワイトニングのメリット・デメリット

安全・気楽
プロにしてもらえる点で安全性が高く、安心・気楽に受けられます。

 

効果がすぐに現れる
高濃度の薬剤(過酸化水素)を使用するので効果が早く現れます。

 

白さの維持が簡単
定期的な追加ホワイトニングと健康チェックで、歯の白さの持続とお口の健康維持ができます。

 

知覚過敏になることも
人によっては飲み物などが歯にしみる知覚過敏を起こすことがあります。

 

後戻りしやすい
コーヒー、紅茶、緑茶、カレーのような着色性の強い飲食物や喫煙は、ホワイトニング効果を減退させますのでご注意ください。

 

 

ホワイトニングの注意点

1
1度のホワイトニングでは白さが戻りやすいため、初めての方は2回受けて頂きます。その後はその方の嗜好によりますが、大体半年に1度くらい施術を受けられることをお勧めします。
2
犬歯や歯の付け根の色の濃い部分は時間がかかります。ホワイトニング後に表面に帯状の着色が残る場合がありますが、繰り返すことで薄くなります。白くはなりますが元の歯の色の系統は変わりません。
3
ホワイトニング後24時間位、歯の水分が少なくなるために、温かいものや冷たいものがしみる場合がありますが、それ以降は問題ありません。(3日位続く方もいらっしゃいます)
4

ホワイトニングにより歯肉の灼熱感や粘膜の潰瘍等が起こる場合がありますが、ほとんどは一時的なもので、通常数日で治癒します。

5

妊娠する可能性が高い方、あるいは妊娠中・授乳中の方にはホワイトニングは適応ではありません。時期をずらして行うことをお勧めします。

6
充填物(つめもの)、補綴物(かぶせもの)の色調は変化しません。

ホワイトニング後24時間の間に気をつけていただく点 ホワイトニング後24時間の間に気をつけていただく点

●ホワイトニング後、24時間は避けたい食べ物と使用するもの

  • 禁煙してください
  • 酸性の物はさけてください(レモン、キュウリ、マヨネーズ、炭酸、果物など)
  • 色の濃い飲食物はさけてください
    飲:コーヒー、紅茶、緑茶、赤ワイン、ジュースなど
    食:カレー、ソース系、みそ、醤油、チョコ、あんこ、からし、ワサビ、緑黄色野菜など色のついた野菜や果物
  • その他:口紅、色つきの歯磨き粉、酸性フッ素入り歯磨き剤、うがい薬など

●ホワイトニング後、24時間以内でも口にして良いもの

  • 色の白い物、薄い物
    飲:水、牛乳、白ワイン、お吸い物など
    食:ごはん、パン、白身魚(塩焼き)、鶏肉、貝柱、エビ、しらす、大根、ナッツ類、チーズ、ヨーグルト、フライドポテト、ホワイトソースなど